「もう人と関わらない仕事がしたい…」
HSPさんは、仕事を一生懸命やればやるほど、人に疲れてしまう。
自分以外の人はみんな上手にやっているように見えてしまい、落ち込むこともありますよね。
もしかして、私って社会不適合者…?
私もそう思っていたときがありました。しかし、断言します!
HSPが生き生きと働ける仕事は、あります!
本記事では、もう人と関わりたくない…と思っているHSPのあなたにこそオススメしたい仕事を紹介。
HSPがなぜ人間関係で疲れてしまうのか、その理由と仕事を選ぶときに気を付けるポイントをおさえて、自分に合った仕事を見つけましょう!
本サイトの管理人:カザミと言います。
- 非HSS型HSPで社会不適合者の33歳・独身
- ブラック・ホワイト企業、どちらも経験するが長く続かず
- サラリーマンという生き方が合わないと気づく
- 会社に属さないフリーのWEBライターでそこそこ幸せに生きてる人
HSPが人と関わることに疲れてしまう3つの理由
なぜ、HSPさんはいつも職場の人間関係に疲れてしまうのでしょうか?
その理由はHSPの気質と関係があります。
HSPさんの気質
- 共感力が高く、相手の気分に左右されやすい
- 完璧主義である
- 集中力が乱されやすい
では、ひとつずつ具体的に見ていきますね。
共感力が高く、相手の気分に左右されやすい
HSPは共感する力が非常に強く、相手の感情を自分のことのように感じ取ります。
相手が求めることを先読みして動けるので、業務においてはこの特性を大いに生かし、活躍しているHSPも多いことでしょう。
しかし、他の人が気にしないような、負の感情もひとつひとつ重く受け止めてしまうのがHSPです。
こういうことありませんか?
- 怒られている人がいると、自分が怒られている気持ちになり落ち込んでしまう…
- 上司の機嫌が悪いとそればかりが気になってしまい、仕事に集中できない…
人は人、自分は自分、これができないのがHSPさんの悩みなんですよね。
完璧主義である
HSPは、仕事はもちろん、人間関係も完璧でいたいと思ってしまいます。
「優秀でいないと皆に好かれない」と思っていて、自分に高い基準を設けてしまいがちですよね。
そのため、相手の期待に応えようと全力で出来ることをします。
いつも一生懸命なHSPさん
- 大変な仕事も断れずに引き受けてしまう
- 会話はいつも聞き役で相手のはけ口になっている
- キャパオーバーなのに家に仕事を持ち帰って無理をしてる
自分の気持ちは後回しなので、心はどんどん疲弊していきます。
頼りにされて、好かれることも多いけど、誰のために働いているのだろうと虚しくなることもありますよね…
集中力が乱されやすい
HSPは敏感な神経を持っています。
意識せずとも次から次へと情報が入ってきて、それを気にせずにはいられません。
集中力を妨げる情報たち
- 他人のやり取りの声
- 電話のコール音
- キーボードを打つ音
- お弁当のにおい
人が周りにいればいるほど集中力が乱されてしまうので、1人で静かに仕事を進められる環境が理想的。
また、深く考えてから行動に移したいので、電話応対や急に意見を求められるなど突発的な状況もあまり得意ではありませんよね。
常に緊張状態で、業務以外にもエネルギーを使い果たしぐったり…
HSPの私がオススメする人と関わらない仕事5選
HSPの私わたしが厳選した、人と関わらない仕事の代表格は以下の5つです。
HSPの気質を十分に活かせすことができる職種ばかりなので、仕事探しのヒントにしてくださいね。
実際に私も経験して、生きやすくなった職業もくわしく紹介します!
WEBライター
WEBライターは、WEB上で文章を書く仕事です。
▽例えば
- 企業が運営するメディアに掲載する記事
- YOUTUBE動画の台本
- 広告サイトやECサイトの文章 などなど
私もWEBライターをしています。
HSPさんならこの仕事が一番おすすめだと自信を持って言えます。
HSPの何事も深く考える能力は、記事を書く際に必要な「情報のリサーチ」に活かせます。
また、HSP特有の共感力の高さで、読者が求める文章が書けるため、クライアントからも重宝されやすいです。
未経験からでも、パソコンが使える環境であればすぐに始められるのも嬉しいポイント。
納期さえ守れば、自分の好きな場所で、好きな時間に、好きなだけ、自分に合った働き方ができますよ。
農業
米、野菜、果樹、花など自分の興味のある植物の栽培がおすすめです。
土と緑、自然のなかでの静かな環境は、HSPの忙しい五感を芯からリラックスさせてくれます。
1人で行う作業が多いので、周りに気を遣うことなく自分の作業に没頭できます。
身体を動かすことに集中するから、余計なことを考えなくてすむ!
収穫時など、成果が目に見えてわかるのでやりがいもあります。
夏場は忙しいですが、冬場は作業が落ち着くのでメリハリのある働き方ができるのも嬉しいポイント。
WEBデザイナー
WEBサイトの企画からデザイン、制作までを担当する仕事です。
相手の要望をくみ取り、形にする仕事なので、HSPの共感力・創造力・感性を活かせます。
クライアントとのコミュニケーションは必須ですが、ほとんどの時間をPCに向かい黙々とデザインに費やすので、対人のストレスはとても少ない仕事です。
WEBデザイナーのスキルは、
- HTML
- CSS
- JavaScript
- グラフィックデザインツール
などなど、習得することが山ほどあり、物にするには時間がかかります。
しかし、その分、できる人が少ないので一生ものにできる仕事なのです。
会社に所属する場合でも、在宅ワークが可能。
フリーランスとして独立をしやすいですよ。
ペットシッター
飼い主が不在のときに、代行でペットのお世話をする仕事です。
ペットホテルなどに預けるよりも、環境が変わらないことで、ペットのストレスを最小限に抑えられるメリットがあります。
こんなお仕事
- ペットのごはんや水の補充
- 散歩に連れて行く
- トイレやゲージの掃除
- 健康管理
- しつけのトレーニング
- 爪切りや歯磨き
飼い主と顔合わせやカウンセリングが必要ですが、それ以外の時間は飼い主の自宅で1人で仕事が完結。
命を預かる大事な仕事だからこそ、HSPのようなペットの少しの変化にもよく気づき、細やかな気配りができる人が向いています。
なお、資格が必ずしも必要な仕事ではありませんが、次のような資格を取っておくと、飼い主の信頼を得られますよ。
- 認定ペットシッター
- ペットシッター士
- 愛玩動物飼養管理士(1級・2級)
- 家庭動物管理士
HSPは動物と触れ合うことで、心も癒されますね。
派遣社員
派遣社員はいろいろな職場を経験できるので、自分に合う「人と関わらない仕事」を探すチャンスにもなります。
契約期間が限られているので、自分には難しいかもと感じる職種でもチャレンジしやすいですよね。
派遣会社の担当者が常にサポートに入るので、万が一、職場環境が合わなかった場合も安心。
契約以外の仕事を頼まれても、派遣会社を通して断れるので、「ノー」とは言えないHSPさんには大きなメリットですよね。
また、正社員と違って、サービス残業がなく、休みも希望通りに取得できるなど、プライベートの時間も確保しやすいのも嬉しいポイント。
HSPが仕事を選ぶときに気を付けたい3つのポイント
もう仕事選びに失敗したくないよ…
このようにお悩みのHSPさんも多いことでしょう。
そんなHSPさんは、以下の3つに気をつけて、自分に合った仕事を見つけましょう。
- 自分の得意を活かせるか
- 自分のペースで進められるか
- 静かな環境が用意されているか
自分の得意を活かせるか
HSPは、どんな仕事でも真面目に取り組むので、その努力を評価されることも多いはず。
しかし、自分の苦手な仕事でも期待に応えようと無理をし、大きなストレスを抱えてしまいます。
HSPの得意、不得意を理解して、自分に合った仕事を見つけることが大切ですよ。
HSPさんは、独自の感性や想像力を活かせる芸術家やクリエイティブな仕事と相性が良いです。
実はHSPさんに向いてる
- WEBデザイナー
- WEBライター
- 図解制作者
- 動画制作者 など
自己表現を通して、人を喜ばせることで大きなやりがいを感じます。
自分が得意なことや好きなことを活かせる仕事を選ぶと、1人での作業でも充実感を得やすくなりますよ。
自分のペースで進められるか
「自分のペースを乱されるとパニック…何も手につかない…」
こんなことありませんか?
HSPさんは次のようなことがストレス
- 競争
- スピードを求められる
- ノルマを課せられる
- 長時間労働
- 過度な残業
競わされる、プライベートの時間が取れないことは、繊細で疲れやすいHSPには絶対NG。
ある程度、本人の裁量に任される在宅ワークがHSPさんには適していますよ。
ただし、仕事とプライベートの時間が曖昧になるので、頑張りすぎるHSPは長時間労働で体調を崩すことも。
仕事量を自分でコントロールし、無理のない範囲で進められると、HSPにとってストレスを感じにくい働き方が実現できますよ。
静かな環境が用意されているか
HSPは静かで落ち着いた場所で仕事をすることで、能力を発揮しやすいです。
周囲の音や刺激に敏感な特性から、オフィスにいると集中力が途切れやすい傾向にあるからです。
こんなことありませんか?
- コピー機や電話の音がうるさい
- 同僚の会話が耳に入ってきてしまい仕事に集中できない
- だらけている後輩の姿が気になる
- 人の視線が気になって気が散る
こまめに休息を取り、1人で落ち着いて情報を整理する時間が必要です。
そのため、在宅勤務の有無は、HSPにとって大切なポイント。
さらに、在宅勤務ならやり取りのほとんどがメールやチャット。
対面でのコミュニケーションを最小限に抑えながら働けて、ストレスも少ないです。
イヤホンをする、好きな香りのアロマを焚く、など自分にとって心地の良い空間を作ることで仕事が捗りますよ。
HSPでお悩みの方におすすめなのはWEBライター
ここまで、仕事を選ぶときに大切なHSPの特性を解説し、おすすめの仕事を紹介してきました。
けれど「本当に自分のやりたいことが分からない…」
そう感じた方も多いですよね。
そんな方にこそ挑戦しやすいおすすめの仕事があります!
それは、WEBライターです。
なぜHSPにオススメなのかというと、ひとつ前の「HSPが仕事を選ぶときに気を付けたい3つのポイント」で解説した
- 自分の得意を活かせるか
- 自分のペースで進められるか
- 静かな環境が用意されているか
これら全てを満たしているからです。
- WEBライターは、想像力と感性を活かして、読者が求める文章を正確に書く仕事
- 納期さえ守れば、自分の好きなペースで進められる
- パソコンさえあれば、在宅で仕事ができるのでストレスが少ない
「自由」に仕事ができるのは、WEBライターの強みです。
難しい技術や、資格がいらないので、日本語さえ書ければ、気軽に始められます。
WEBライターを始めるのはそんなに難しくはありません。
くわしくは、WEBライターの始め方7ステップ!搾取されないための準備とスキルが大切をご覧ください。
【まとめ】HSPの特性を活かして人と関わらない仕事に挑戦してみよう!
本記事では、人と関わることで疲れてしまうHSPにおすすめの仕事とその理由を解説してきました。
本記事のまとめ
- 人に関わることに疲れてしまうのはHSPの繊細な気質のせい
- 人と関わらない仕事を選ぶなら、HSPの感性を活かせる仕事がおすすめ
- 働きやすい環境で好きなことを仕事にしよう
- HSPにおすすめの仕事はWEBライター
人に関わることに疲れてしまったら、WEBライターがおすすめです。
私わたしはWEBライターに転身してから、人間関係のストレスがほとんどなくなりました。
この記事が、あなたが生き生きと働くきっかけになれば嬉しいです。