LINEや仕事のメールってHSPさんだと考えすぎて、なかなか返信できなくなることがありますよね。
スムーズに返信したいと思っているけど、いつも考え込んでしまう…。
こんな人が多いのではないでしょうか?
しかし、私も考え込みやすく返信に時間がかかり辛かったのですが、今ではスムーズにできるようになりましたよ。
そのコツは、考え方をほんの少し変えるだけ!
本記事では、HSPの方がメールやLINEの返事の仕方に悩む理由や、楽にやり取りができる対処法について紹介していきます。
考え方次第で返信がスムーズに行えるので、返信に悩んでいる方はこの記事を参考にしてみてくださいね。
HSPの方が考えすぎてなかなか返信できない4つの理由
HSPの方が、メールやLINEの返信に時間がかかってしまうのはなぜでしょう?
じつは、相手の反応や返信するタイミングを気にしてしまい、なかなか行動に移せないからです。
ここでは、HSPの方が返信に悩む理由について見ていきたいと思います。
4つの理由
- どう返信すればよいか考えてしまう
- 必要以上に誤字・脱字を気にしてしまう
- 相手の反応を気にしすぎてしまう
- どのタイミングで返信すればよいか考えてしまう
理由を読んでみて、納得する方も多いはず!
どう返信すればよいか考えてしまうから
HSPの方は返信の際、適切な言葉を選ぼうとしすぎて時間がかかります。
相手が不快な気持ちにならないように、「ああでもない、こうでもない」と言葉を考えすぎるのが原因です。
こんなことありませんか?
- 返信に15分もかかってしまった
- 考えるのに疲れて、返信を翌日に延ばしてしまった
- なんだか容量の得ない長文メールになってしまった
言葉だけで相手に自分の言いたいことを伝えるのは簡単なことではありません。
HSPの方は相手の気持ちに配慮しすぎるため、気遣いの表れから長文になってしまうことがあります。
大切なのは、文章の長さではなく、相手に気持ちが伝わっていれば大丈夫ですよ♪
必要以上に誤字・脱字を気にしてしまうから
HSPの方は、文章の細部にまで非常に敏感になっていませんか?
これは、相手に失礼のないように、完璧な文章を心がけてしまうのが原因です。
そのため、一度、書き終わった文章に誤字・脱字がないかを過剰にチェックする傾向があります。
結局、チェックするだけに10分もかかってしまった…というケースも珍しくありません。
仕事のメールで誤字脱字だらけの返信する人って、逆に凄いなって思いませんか?
相手の反応を気にしすぎてしまうから
HSPの方は、送信後の相手の反応が気になり、なかなか返信できない傾向があります。
これは、文章だけの表現になるため、相手が意図とは違う意味に捉えるのではないかと心配してしまうからです。
こんなことを気にしていませんか?
- この言い方だと、相手に冷たい印象を持たれてしまうかも…
- この文章を全体的に見て、ちょっときつい言い方をしていないかな…
- ここは絵文字を使った方がいいかな?
HSPの方は、こんな感じでいろいろと考えてしまいます。
人間がコミュニケーションを取る時は、相手の言葉よりも表情をより意識します。
そのため、相手の顔が見えないから必要以上に相手の反応を気にしすぎてしまうのです。
相手の顔が見えないと、どうしても考えすぎてしまいますよね・・・
どのタイミングで返信すればよいか考えてしまうから
HSPの方は、相手に返信するタイミングについても悩んでしまいます。
相手の状況や気持ちを考えすぎてしまうのが原因です。
以下のようなことを考えすぎていませんか?
- 今すぐ返信すべきなのか?
- 少し時間を空けてから返信すべきなのか?
結局、相手のことを考えすぎてしまい、返信を先延ばしにしてしまうこともあります。
返信は自分のタイミングで大丈夫ですよ♪
HSPの方はとても優しいので、自分のことよりも相手のことを優先して考える傾向があります。
これは、ポジティブに考えると相手のことを配慮できるHSPの方の強みだと言えますね。
HSPが考えすぎて返信できない時の5つの対処法
HSPの方が考えすぎて返信できない時、どのような対処をすれば良いのでしょうか?
少しでも返信がスムーズに行えれば、ストレスが軽減され、日常のコミュニケーションが楽になりますよね。
ここでは、気軽に実践できる5つの対処法について紹介していきます。
- 相手の表情を想像しながら返信する
- 自分の基準を持つ
- 短い返信でも良いと割り切る
- 静かな環境で返信する
- 返信時間を決めてしまう
どの方法も気軽に実践できるものばかり。出来そうなものから試してみてください♪
①相手の表情を想像しながら返信する
HSPの方は返信する時、相手の顔が見えないので、どんな反応をするのか考えてしまいがち。
なぜなら、文章だけではこちらの表情も伝わらないため、不快にさせてしまうかもと心配してしまうからです。
そんな時は、直接、相手と話している状態をイメージしてみてください。
相手の表情が分かるから、メッセージも送りやすいですよ♪
文章を書くことに意識を向けるのではなく、「相手と話しているんだ」と思いながら返信してみてください。
相手の笑顔がイメージできれば、自然と表現や言葉が出てきて、返信が楽になりますよ。
②自分の基準を持つ
自分の基準を持つというのは、自分が心地よいと思う基準でコミュニケーションを取ることを指します。
自分の基準を持つことで、相手にどう思われるのかを気にしすぎず、返信がスムーズに行えます。
自分の基準を持つ際の具体例
返信のタイミングを自分で決める | 相手のペースに合わせるのではなく、自分の好きなタイミングで返信する。 |
---|---|
返信の長さを決める | 必ずしも長文で返信する必要はなく、必要な点だけ伝えるようにする。 |
スタンプや絵文字の頻度を決める | LINEのやり取りで、必要に応じて絵文字やスタンプを使用する。相手が頻繁に使ってきても、同じようにする必要はない。 |
HSPの方は、相手の文章量や丁寧さなどを考慮して、相手の基準に合わせるところがあります。
でも、文章量や返信のペースは人それぞれ。
自分にあった返信のやり方を見つけてみてください。
無理のない返信の仕方で大丈夫です。疲れない程度にコミュニケーションを取りましょう♪
③短い返信でも良いと割り切る
相手が長文で送ってきてくれているのに、短文で返信するのは失礼かなと思うHSPの方は多いはず。
でも、実際には、短い返信でも相手は気にしていないことの方が多いです。
あなたの伝えたいことが伝わればいいのです!
例えば、以下の返信例を見てください。
- ありがとうございます!
- 了解です!
こんな感じで、短文でも要点が伝わっていれば十分なのです。
もし気になるのなら、絵文字やスタンプ、顔文字を付け加えてみてもいいかも。
長文にこだわらず、短文でも十分だと割り切ることで、返信にかかる負担を減らせますよ。
④静かな環境で返信する
HSPの方は人の話し声や大きな音に反応し、気になって返信に集中できません。
そのため、静かな環境で返信する必要があります。
周りがうるさいと全然集中できないですよね。ただでさえ、返信に時間がかかるのに…。
対策
- カフェやレストランでの返信は控える
- 自宅や静かな部屋で返信する
- 外出中はLINEやメールを気にしない
HSPの方にとっては雑音が入ってくるだけで、余計なストレスを感じます。
返信するときは落ち着いた環境でやってみてくださいね♪
⑤返信回数や時間を決めてしまう
1日のうちに返信する回数や返信にかける時間を決めておくだけで、心の負担を減らせます。
例えば…
- 1時間に1回だけLINEを見る
- 貰ったメールの返信にかける時間は5分
- 仕事のメールを確認する時間帯を決めておく
返信時間を乱さないようにするためにも、通知をオフにしておくものオススメですよ。
時間がいくらでもあると思えば、つい考えすぎてしまい返信に時間がかかってしまいます。
少しでも返信を楽にするために、返信時間や回数に制限を設けてみてはいかがでしょうか。
考えすぎて返信に疲れた時の2つの対策
HSPの方は、相手のことを気遣いすぎるあまり、返信にエネルギーを使いすぎて疲れてしまいます。
返信に疲れた時は、以下の2つの対策を取ってみてくださいね。
- 返信が遅れることを伝える
- スマホを見ない時間をつくる
もし返信に疲れているのなら、無理をするのはやめましょう。
無理することで、心身共に疲れ果ててしまいます。
そんな時は、相手にあらかじめ返信が遅れることを伝えておきましょう。
しんどい時は無理をせず、相手に返信が遅れることを伝えておくことで気持ちが楽になりますよ。
また、スマホを持たずに散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。
少しでもスマホから離れる習慣を持つことで、メールやLINEから解放されます。
さらに、散歩に行くことでストレス解消にもなり、心身共にリフレッシュもできますよ。
たまにはスマホから離れることも大切♪
相手の返信が遅いと不安になる時の2つの対策
HSPの方は、自分の返信だけでなく、相手の返信内容やスピードにも敏感ですよね。
返信が遅いと、自分に原因があるのではないかと考えすぎてしまいます。
- 何か悪いことを言ったのかもしれない
- もしかしたら、相手が自分のことを怒っているかもしれない
このように、相手の気に障る発言をしたのではないかと勝手に思い込み、返信が来ないことに不安を感じます。
でも、返信が遅いのは、相手が返信できない状況にいるだけの場合がほとんどです。
もし、返信が来なくて不安に感じたら、以下の2点を意識してみてくださいね。
相手の返信が遅いと不安になる時の2つの対策
- 相手の状況をとりあえず想像してみる
- 他のことに意識を向けてみる
まず、なぜ返信が遅いのか、相手の状況を想像してみましょう。
もしかしたら、推しのテレビにくぎ付けなのかも…
疲れて寝落ちしてるってことも考えられるし、家族団らん中かも。
はたまた、大好きなアイスを食べてる時間かも。
そうなんです、あなたがどんなに考えたって、相手の状況はハッキリとわかりません。
それならば、「あ~、なんか分からないけど、忙しいんだな」とフランクに考えると、気持ちが楽になれますよ。
また、返信が来なくて心配ならば、他のことに意識を向けてみるのも良いでしょう。
例えば、買い物に出かけたり、溜まってるドラマを見たり、気を紛らわせるのも1つの方法です。
相手の返信がないのは相手が忙しい証拠。
あなたも他のことで忙しくしちゃいましょう♪
【まとめ】HSPで考えすぎて返信できない方も考え方次第で返信が楽になる
本記事では、返信に悩むHSPの方にスムーズに返信できる方法について解説してきました。
本記事のまとめ
- HSPの方は相手のことを配慮できすぎるが故に返信ができない
- 短文返信もOK!返信に書ける時間は5分など自分ルールを設けることで楽になる
- 返信に疲れたらリフレッシュすることも大切
- 相手の返信が遅いときは「あ~なんか忙しいんだな~」と軽く考えるようにする
HSPの方がスムーズに返信できず、悩んでいる方も多いと思います。
でも、少し考え方を変えるだけで返信にかかるストレスがなくなりますよ。
まずは自分ができそうだと思うものから始めてみてくださいね。