- HSPが人が苦手だと悩みやすい3つの理由
- HSPが苦手な人の特徴7選
- HSPが苦手なタイプの人との接し方・状況別3選
職場には苦手な人がいて、ほんとストレス…
あの絶妙に口調が厳しい先輩と一緒のプロジェクト辛い…
他人の言葉や心情に敏感なHSPさん。
このように、人間関係で悩んでいるHSPさんも少なくないはず。
でも、接し方をすこ~し変えると、苦手な人との付き合いが楽になりますよ♪
本記事では、HSPの方が人間関係に悩みやすい理由、苦手な人の特徴や接し方を関係性別に紹介します。
この記事を読むと、苦手な人とのストレスを軽減できる生活を送れますよ♪
HSPが「苦手な人が多い…」と悩みやすい3つの理由
そもそも、なぜHSPの方は人間関係に悩みやすいのでしょう?
それは、自分よりも相手の気持ちを優先してしまうHSPさんは、気を使いすぎて疲れてしまうのが主な原因。
HSPさんが人が苦手だと悩みやすい理由
どうして人が苦手だと悩むのかは、理由を読めば分かりますよ!
ちょっとした態度や言葉に傷ついてしまうことがあるから
HSPの方は、他人の何気ない一言や態度にひどく傷ついてしまいがち。
これは、HSPさんが感受性が豊かで他人の言動に敏感に反応するためです。
HSPさんが気にすること
- 冗談で言われる「それはウザいよ~」「お前ダメだな~」という言葉
- いつも笑顔で挨拶する人が、たまたま無表情だった
- なんだか隣に座ってる先輩がイライラしている
このように、相手のちょっとした態度や言葉をまっすぐに受け取り、傷ついてしまうことがあります。
たとえそれが、自分に向けられていなくても、です。
相手に悪気はないと分かっていても、深く考えてしまいますよね…。
自分を抑え込んでしまって、気持ちを表現できないから
HSPの方は相手に気を使いすぎてしまうあまり、自分の感情や考えを抑え込んでしまうところがあります。
なぜなら、HSPさんは他人との対立を避けるため、相手に合わせてしまうからです。
例えば以下のようなシーン
- 嫌なことを言われても、笑って受け流す
- 相手と違う意見を持っていても、あえて言わない
- 自分の仕事で手一杯なのに、手伝ってと言われ断れない
このように、本当の気持ちを抑えることで、和は保てますが大きなストレスになります。
自分を表現できないのは正直つらい…
他の人の目を気にしすぎて、無理に合わせてしまうから
HSPの方は他人から自分がどう見られているかをとても気にします。
それは周りの人から自分に低い評価をつけられ、悪く言われるのを恐れるからです。
例えばこんなケースがあります。
- 同僚からの誘いを嫌でも行ってしまう
- 社交的な場で無理に笑顔を作る
- 初対面の時は、完璧な自分を演じる
HSPさんは場の雰囲気を壊したくない思いが強いので、自分を犠牲にしてまで相手に合わせようとしがち。
自分の評価が下がらないか、周りから嫌われないかを基準に動いてるので疲れてしまうのです。
誘いを断ったら、悪い評価をつけられそうで不安…
HSPが苦手な人の特徴7選
ここまで説明した通り、HSPの方は、他人の感情や言動に非常に敏感です。
そのため、HSPでない人よりも人間関係にストレスを感じやすいのです。
HSPさんが苦手なタイプをよく知り、なるべくそんな人とは関わらないようにしましょう。
HSPさんが苦手な人
それぞれ1つずつ簡単に説明しますね!
マウントを取ってくる人
このタイプの人は他人を見下したり、優越感を感じさせる言動を繰り返したりします。
その言動の背景には、自分の自信のなさを隠そうとする気持ちがあります。
代表的な言動
- 自分の学歴や年収などを自慢する
- 他人の失敗を強調する
- 口癖は「自分なんてさ~●●だよ~」
場の雰囲気を大切にするHSPさんは、マウントを取られても何も言い返せないことが多いです。
このような人と関わるだけで、エネルギーを消費してしまいますね。
自分を押し出すことで優位に立ちたいんでしょうね…
裏表のある人
裏表のある人もHSPさんは苦手。
HSPさんは一貫性のない言動に不安になり、いつも相手の顔色を伺ってしまうからです。
典型的な例
- 上司にはいつも低姿勢でゴマすり
- 部下や後輩には暴言を吐いたり、無視したり
人によって態度が違う人って結構いますよね。
自分が下の立場だと最悪です。
距離感が近すぎる人
距離感が近すぎる人は十分な信頼関係が築かれていない段階でも、プライベートなことを根掘り葉掘り聞いてきます。
HSPさんは、適度な距離を保ちながら他人と接することを大切にするので、ずけずけとテリトリーに入られるのがとても苦手。
HSPさんが苦手な質問
- 休みの日は何してるの?
- 彼氏ってどんな人?
- バイク乗るの?どこ行ったりするの?
HSPさんは嘘をつくのが苦手なため、答えたくない質問に対しても無理して答えようとします。
とくに、あまり親しくない仕事の仲間から、ぐいぐいプライベートを詮索されるの嫌ですよね…。
常に愚痴ばかり言う人
HSPさんは他人の愚痴や悪口を聞くのも苦手です。
それはネガティブ発言を聞くことで、自分自身も気分が落ち込むからです。
他人の悪口を聞いていると、自分も同じように言われているか不安…
悪口を聞いてるだけで、なんか自分が言われているみたいで嫌…。
このように、負の感情に共感してしまい、自分まで気持ちが重くなり、ヘトヘトになることもあります。
自己中心的な人
共感性が高いHSPさんは、他人の気持ちに配慮した行動を取ります。
しかし、自己中心的な人は自分の意見や感情を優先するため、他人のことはあまり気にかけません。
HSPさんにとって自己中心的な人は対照的な性格であるため、接する際には大きなストレスを感じます。
自己中心的な人のよくある行動
- 自分の話ばかりする
- 周囲の人に負担をかけても気にしない
もう少しこっちの気持ちを考えてくれよ…って思う自己中な人いますよね。
マナーの悪い人
じつは、HSPさんはマナーに厳しいです。
それは、HSPさんの周りからの評価を気にする癖が根底にあります。
他人からの低評価を避けるため、マナーもしっかりと守ります。
このように、HSPには真面目な方が多いため、マナーのない行為はとてもストレス。
こういうマナーが悪い人が苦手
- 公共の場での大声
- 車の窓からゴミを捨てる
- 挨拶をしない
- 時間を守らない
しかし、場の空気を守るために、たとえ友人がマナーのない行動を取っても、注意しにくいのです。
注意すれば、相手との関係が悪くなるかもしれないですよね…
気分屋の人
HSPさんは、コロコロと気分が変わる人も苦手です。
なぜなら、常に相手の顔を伺う必要があり、それがストレスとなり疲れるからです。
気分屋の人のよくある態度
- 午前中は非常に機嫌が悪い
- しかし午後からずっとニコニコしている
相手の気分に一貫性がないため、HSPさんにとっては、どう接してよいのか分からない厄介な人物です。
気分に振り回されて、いつも疲れてしまいますよね…
HSPが苦手なタイプの人との接し方・状況別3選
HSPが苦手なタイプの人について述べてきましたが、職場、知人、友人と関係性が異なる場合の接し方はどうでしょうか?
相手との関係性が違うと、対応の仕方や距離感も変わってきますよね。
- 職場の人の場合
- 知人の場合
- 友人の場合
相手との関係によって、柔軟な対応が必要ですね!
ここでは、苦手なタイプの人との接し方を関係性別に分けて解説します。
職場の人の場合
職場では仕事が優先!
家族や友人のようにプライベートの範囲まで無理に話す必要はない、と頭に入れておきましょう。
あくまで仕事上の関係のため、業務が滞らない程度に当たり障りないトークでいいのです。
立場別のコミュニケーションの取り方
上司 | 常に丁寧な対応を心がける 無理に仲良くなる必要はない |
---|---|
同僚 | 無理に深くかかわらない 業務の話に集中する |
部下 | あまり干渉しない 必要な指示を与え、部下の自主性を尊重する |
このように、苦手な人との最低限のやり取りは必要ですが、無理に仲良くする必要はないですよ!
職場ではプライベートな話は控えて、仕事に集中するのが安心ですよね♪
知人の場合
ご近所の人や幼稚園のママ友など、ちょっとした知人の中にも、苦手な人はいますよね。
こういう人には、とりあえず挨拶だけでOK!
関係性が悪化しないうす~い付き合いにとどめましょう。
- おはようございます!と元気に挨拶
- 話しかけられたら、「あ、ちょっと予定あるのでまた今度ね」と振り切る
- あまり近付かずに笑顔で会釈
HSPさんは共感性が強いため、相手の話を聞こうとします。
しかし、それでは気を使いすぎて疲れてしまいます。
そのため、なるべく関わらない!
苦手な知人には挨拶だけしておけば問題ないですよ!
知人なんて、ただの他人。
気を使う必要なんてないのです。
友人の場合
友人のなかでも、仲の良い人とは親密な距離を保てますが、苦手な人とは適度な接し方が必要です。
そのため、苦手な友人には相手を傷つけないようにしつつ、自分自身も無理をしないように対応しましょう。
例えば…
- 相手からのLINEにはきちんと返信し、自分からはしないようにする
- 1対1で会うのが難しいのなら、他の友人も交えて集まるようにする
- 自分の無理のないペースで会うことを心がける
このように対応することで、苦手な友人でも適度な距離を保ちながら接することができますね。
友人だからこそ、無理しない付き合い方を見つけたいですよね!
苦手な人の中で切れる相手は関係を断つ
HSPの方にとって、苦手な人との関係を無理に続けることは大きなストレスの原因になります。
そのため、苦手な人の中で切れる相手の関係を断つことも必要です。
無理な人間関係を続ければ、精神的エネルギーを浪費してしまうことに…
関係を切れる人の例
- 親しくない知人
- あなたを陥れる友人
- SNSだけで繋がっている人
このように、生活や仕事に直接関係のない人との関係は切りやすいです。
自分の心を守るために、人間関係を整理することも一つの大切な選択です!
- 少しずつ接触頻度を減らして、フェードアウトする
- 感情的にならず、冷静に対応する
- 罪悪感を絶対に持たない
この3つを守って、人間関係の断捨離をしてみましょう!
なお、職場の人との関係を断つのは簡単なことではありませんが、次のことに注意しながら付き合うことで少しは楽になりますよ。
職場の人との関係維持の注意点
- 物理的な距離を保つ
- 自分の限界を意識する
- デスクの上など心地よい空間を作る
- 相談できる人を見つける
苦手な人との物理的な距離を保つことは、ストレスを軽減する一つの方法です。
在宅勤務制度を活用したり、席替えを相談したり、物理的に距離を取れるなら取ってみるべし。
また、自分のキャパは把握しておきましょう。
もう限界!となる前に、早めにその場・その人から離れて、自分を守ることを最優先に!
他人との関係を断つのはHSPさんにとって簡単ではないかもしれません。
最初は勇気がいりますが、自分のために関係を整理することは大切な一歩です。
【まとめ】HSPの方は苦手な人と無理に付き合う必要はない
本記事では、HSPにとっての苦手な人との付き合い方について解説してきました。
本記事のまとめ
- HSPが人が苦手だと悩みやすい3つの理由
- HSPが苦手な人の特徴7選
- HSPが苦手なタイプの人との接し方
HSPで人間関係で悩んでいる方も多いでしょう。
でも、自分に無理のないペースで付き合うことで、ストレスを軽減できますよ♪
少しでも日常生活を楽に過ごしてみましょう!