想定外のことが起きすぎて、自分のペースで仕事できない…
ストレスたまるわ…
こんな風に悩んでる人も多いですよね。
同じくHSPの私が断言します。
周りは変えられないので、ストレスが起きる状況をできるだけ回避して、ストレス発散するしかありません!
本記事では、HSPの方が仕事で自分のペースを乱される状況に触れながら、対処法や理想の職場環境について解説します。
実際に、ストレス解消と働きやすい環境を作る具体的なアクションを紹介するので、ぜひ取り組んでみてください。
HSPが仕事で自分のペースが乱されストレスが溜まる状況5選
どんな仕事でもイレギュラーはつきものですが、HSPにとっては非常にストレスです。
急な変更があったせいでミスしたり、仕事が上の空になったり…きっと身に覚えがあるでしょう。
HSPが自分のペースを守りながら仕事をするには、このストレスを引き起こす状況を避けることが大切。
「仕事が終わったけど、どっと疲れてしまってもう何もしたくない…」そんな状況からは卒業しましょう。
ここでは自分のペースが乱される「仕事あるある」を紹介します。
意識してこの状況を回避することで自分のペースで仕事ができ、穏やかな一日を過ごせるようになりますよ。
仕事のスケジュールが急に変わる
スケジュールに従って行動することで「安心感」を得ているHSPにとって、スケジュールの急な変更は非常にストレスフル。
急な変更があると、その安心感が失われるからです。
- 明日までと言われていた資料を今日中に出してくれと言われた
- 予定していない会議を5分後に急に入れられた
- 人数不足だからと接待に急に連れていかれた
このように、予測不可な状況にされることで、HSPは思考や感情が乱れてしまいます。
どんなに余裕をもってスケジュールを組んでいても、急な変化に弱いのがHSPさんなんですよね…。
イレギュラーな対応と過度なプレッシャー
仕事の重要度や難易度にばらつきがあると、次のような理由でHSPにとっては大きなストレスになります。
- 予測不能な状況に対する不安が生まれる
- 急な負荷増加による心と体への負担増
- 期待に応えたいというプレッシャー
HSPは思慮深く、事前に計画を立てて仕事をコツコツ進めることで安心感を得る傾向があります。
そのため、大きなプロジェクトが急に入るだけで、色々な不安が生まれて仕事のパフォーマンスが落ちてしまうのです。
周りの期待を敏感にキャッチし「成功させなければ…!」とプレッシャーを与えるのも、ストレスが増加する理由のひとつ。
仕事のタスクがいくつも重なる
いくつもタスクが重なることは、HSPにとって非常にストレスです。
HSPの良さである「深い集中力」と「細やかな配慮」が活かせなくなるからです。
HSPが複数タスクをこなすと、だんだんと集中力が分散され、タスクの質が落ちます。
タスクが増えることで効率も重視しなければならず、汗って自分の満足行く結果を出しにくくなってしまうのです。
じっくりと考えてる暇が無くなるから、ミスも増えるんですよね。
相手の返事がすぐに得られない
自分の業務がスムーズに進んでいても、相手の返事待ちという状況も非常にストレスになります。
相手のペースに合わせなければならず、返事が得られるまで仕事を進められないからです。
こういう状況が辛い
- 締め切りが近いにも関わらず相手の返事がなく、間に合うかが心配になる
- こちらの準備はできたのに、いつまで経っても連絡がない
相手からの連絡を待っている間、HSPはそわそわとして落ち着きません。
連絡が相手にきちんと届いているのか心配になったり、忘れられているのではないかと不安になったりします。
返事を催促するにしても、返事の催促が迷惑にならないか、どんな言葉で催促したらいいか、なんだか色々と悩んでしまいますよね。
深く考えてしまうのがHSPの特性であり強みですが、自分のペースを乱される状況はストレスでしかありません。
一緒に働く相手によって仕事のペースが変化する
HSPは共感力が高く、人のペースを理解しようとする優しい心の持ち主。
そのため、相手の価値観や性格・スピードに合わせようとして、自分を犠牲にしてしまう傾向にあります。
- 先輩が何もしないので、代わりにまとめ役を担う
- 上司が仕事を丸投げするので、家に持ち帰り仕事をする
- 同僚のタスクが全く進んでないので、代わりにやる
このように同じ仕事を推し進める上司や仲間のペースに振り回され「自分が我慢すればいいんだ…」と自分を追い込んでしまいがち。
ズバッと相手に物を言える性格なら、こんなことでストレス溜めないで済むのですが、難しいんですよね…。
自分のペースを乱されないためにHSPができる簡単な5つの対処法
ここからは、自分のペースを乱されないためにHSPができる簡単な5つの対処を紹介します。
具体的には、次の対処をおすすめします
仕事をする上では、人とのつながりを完全に避けることは難しいでしょう。
少しでもやり方や考え方を変えることで、ストレスを軽減できます。
簡単に取り組めるものばかりを集めたので、ぜひ取り組んでみてください。
自分の限界値をよく知る
仕事のストレスを避けるために、自分の限界を把握しておくことが大切です。
予め把握しておくことで、人の仕事を手伝いすぎたり、仕事を請け負いすぎたりすることが避けられます。
例えば…
- どういう状況にストレスを感じて
- どのくらい働くと辛いのか
HSPさんの献身的な部分は強みですが、反動で体調を崩してしまうこともあります。
相手に合わせすぎず、マイペースでいることを大切にしてください。
自分の体調が一番大切!忘れないでね。
脳を休ませる時間をつくる
HSPさんには、静かに一人になれる時間を持つことも重要です。
自分と向き合い、考えをまとめることで心のバランスを保っているからです。
- 寝る1時間前からスマホを触らずデジタルデトックス
- 音楽やアロマでリラックス
- 静かなカフェでホッとひとやすみ
このように、意識的に何もしない時間をつくり、リフレッシュしましょう。
ついスマホを触りたくなってしまうかもしれませんが、しっかり「休憩」してくださいね。
HSPはいつも頭の中がフル回転。
何もしないことで、心と体が休まりますよ。
人とのつきあい方を変える
苦手な人を避けることで、心のストレスは大幅に軽減します。
無理してつきあうと、結果として体調を崩す原因になりかねません。
付き合いを避けるべき人
- ウワサ好きな人
- マウントを取ってくる人
- 敵視してくる人
- 責任感がなくルーズな人
こんな人が職場にいたら注意してください。
同じ部署だと完全に距離を取るのは難しいかもしれません。
その場合はビジネスライクな関係性を維持しつつ、できるだけ関わらない方がいいでしょう。
あの人が休みの日は、仕事の効率が上がる!なんて思ったことありませんか?
信頼できる相手と話す
心の内を理解してくれる仲間がいることは、HSPさんにとって大きな安心につながります。
心置きなく話せる同僚がひとりいるだけで、精神的な安定し、自信につながるからです。
信頼できる仲間がいれば…
- 仕事がはかどる
- ストレス発散できる
- 困ったときに相談できる
こんなメリットがたくさん。
一人じゃない。味方がいるって思うと、心強いですよね。
もちろん、職場だけでなく会社の外に信頼の仲間をつくったってOK!
オンラインコミュニティや趣味の集いなども、心を落ち着けてくれる場所になります。
あなたのことを理解してくれて、そのまま受け入れてくれる存在。
それが『あなたの心』を守ってくれます。
意識的に気分転換をする
HSPが自分のペースを乱さないためには、気分転換が必要です。
HSPはストレスを溜めこみやすく、その反動で体調を崩してしまうことがあるからです。
気分転換におすすめの方法
- 深呼吸する
- よく眠る
- 軽いストレッチをする
- 甘いものや美味しいものを食べる
- 好きな動画や漫画を観る
- ご褒美を考える
どれも簡単で、取り組みやすいものばかり。
疲れてきたな…と思う頃に気分転換を取り入れ、リフレッシュしましょう。
ご褒美があるのとないのでは、仕事への熱意が違いますよ!
奮発してケーキの大人買いなんてオススメ!
自分のペースで働きやすい環境の3つのポイント
HSPさんにとって、自分のペースを維持しながら働ける理想の環境は、次の3つの条件があります。
簡単なようですが、この条件を満たす職場環境はきわめて少ないです。
もし、今の職場で実践するのが難しい場合は、転職も視野に入れたほうがいいかもしれません。
自分で仕事の量を決められる
働く時間や仕事の量を自分で決められる環境は、HSPにとって理想的。
人より繊細でストレスを感じやすいHSPは、自分のペースで働くことが心身の改善につながるからです。
たとえば
- 裁量制労働
- フレックス制度
が導入されている企業は、働きやすいでしょう。
でも、フレックスって制度があっても、利用するのにやっぱり気を使うんですよね…。
作業に集中できる空間や時間がある
HSPには、誰にも干渉されず作業に没頭できる環境が必要です。
周囲の音や刺激に敏感な特性から、集中力が途切れやすい傾向にあるからです。
こんなことありませんか?
- コピー機や電話の音がうるさい
- 同僚の会話が耳に入ってきてしまい仕事に集中できない
- だらけている後輩の姿が気になる
- 人の視線が気になって気が散る
例えば、在宅勤務だったり、集中ルームだったり、作業に集中できる環境があれば、余計な情報に集中を妨げられません。
在宅仕事なら仕事のストレスは軽減し、働きやすくなりますよね。
効率良く仕事ができる
HSPさんが効率良く仕事をするには、次の3つの条件があります。
- キャパオーバーしない仕事分担
- ワークライフバランスが良好
- プレッシャーが少ない
HSPさんは「じっくり熟考タイプ」なので、急な変化に弱いです。
スピードを求められるマルチタスク、大きなプロジェクトの責任者は大の苦手。
「期待に応えなきゃ…」と焦りだし、過度な残業をしたり、仕事を家に持ち帰ったり無理をしてしまいます。
心身の健康を保つためにも、HSPさんに合った働きやすい仕事を選ぶことは大切ですね。
HSPの方にはフリーランスがおすすめ
HSPさんが自分のペースで乱されずに働くための条件はここまで解説したように次の3つでしたね。
- 自分で仕事の量を決められる
- 作業に集中できる空間や時間がある
- 効率良く仕事ができる
この条件を完ぺきに満たせるのは、会社という組織から離れた「フリーランス」という働き方です。
フリーランスじゃ、仕事の量も働く時間も自分次第。
仕事をする場所も基本的には自宅です。
過度なプレッシャーもありませんし、マルチタスクも求められません。
フリーランスになると、働く相手も選べるので、人から与えられるストレスもガクッと減りますよ。
▽フリーランスのメリット・デメリット▽
ただし、その一方で会社員に比べると、収入が不安定になるのが大きなデメリットです。
継続的に仕事をもらえるかは、あなたのやる気とスキル次第。
私もフリーランスですが、不安が全くない!という日は、中々ありません。
それでも、スキル向上のためにひたすら努力ができるHSPの高い集中力と深く没頭できる性質を活かせば、困ることはないでしょう。
会社員特有のストレスから解放されて、自分次第で、会社員のときより大きく稼げる、幸せな働き方なんです♪
HSPの方が自分のペースで働くならWebライターがぴったり
フリーランスなんてなれるわけないじゃん…高いスキルが無いと無理でしょ?とあきらめ気味のあなた。
たしかに、フリーランスはWEBデザインや動画編集など、高いスキルが求められる仕事は多いです。
しかし、HSPの私の経験からして、Webライターならフリーランスになれる人が多いと断言します。
Web上に掲載する記事やコンテンツを執筆する仕事です。仕事内容は幅広く、需要も豊富です。
▽例えば
- 企業が運営するメディアに掲載する記事
- YOUTUBE動画の台本
- 広告サイトやECサイトの文章 などなど
あなたは普段から仕事はもちろん、TwitterやLINEで文章を打ってますよね?
じつは、WEBライターはパソコンで日本語を打てさえすれば、だれでも始められる仕事なのです。
今、あなたが読んでるこの文章もWEBライターの仕事の一つですよ。
このような文章をwordやドキュメント上に書き起こすだけ。
WEBライターを始めるのはそんなに難しくはありません。
くわしくは、WEBライターの始め方7ステップ!搾取されないための準備とスキルが大切をご覧ください。
【まとめ】 ペースが乱されるストレスは意識的に発散しよう!
本記事では「HSPが自分のペースを乱されるストレスを解消する5つの対処法」について解説してきました。
本記事のまとめ
- HSPは自分のペースで仕事が進められないことにストレスを感じている
- 自分のペースで働ける環境がHSPには理想的
- 対処法を実践することで、少しでも前向きに働ける
- 職場の対処が難しく苦痛が改善できない場合は転職も検討するべき
- 心を理解してくれる人の存在を大切にし、交流を持ち続けるのが望ましい
仕事は多くの人の関りで成り立っているものですが、自分のペースが乱される環境はHSPにとって強いストレスになってしまいます。
私はそんな経験を経てフリーのWEBライターになったことで、とにかくストレスが減りました。
あなたが会社員として働くことに疲れていて、働きやすい環境を探しているのであれば「WEBライター」は本当におすすめです!