事務職ならHSPにも合うと思ったのに、なんか辛い…
HSPさんが事務職で働いていると、思っていたより仕事が大変でつらいと感じてしまうケースは多いです。
「私には向いていないのかも…」と落ち込んでしまいますよね。
でもね、HSPだからこそ活かせる強みと職場選びのコツを押さえておけば大丈夫!
本記事では、約10年間、事務職をしていた私の体験談も交えながら、HSPさんが強みを活かして働きやすい職場環境の選び方を紹介します。
事務職で働きたい人は、自分が働きやすい環境を見極めてチャレンジしてみましょう。
そして事務職以外にも働きやすい仕事はあります!
後半でたっぷり紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
本サイトの管理人:カザミと言います。
- 非HSS型HSPで社会不適合者の33歳・独身
- ブラック・ホワイト企業、どちらも経験するが長く続かず
- サラリーマンという生き方が合わないと気づく
- 会社に属さないフリーのWEBライターでそこそこ幸せに生きてる人
HSPさんが事務職に向いていないと悩む5つの理由
事務職は、1人で静かにデスクワークをするというイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。
ですが働き始めてみると、「思ってたのと違う!」と頭を抱えてしまうことも。
あなたが事務職に向いていないと悩むのは、イメージと違う状況にギャップを感じて「自分には合わない」と感じてしまうからです。
仕事をしていて、こんな場面はありませんか?
- 人とのコミュニケーションが多い
- じっくり考えて仕事に取り組めない
- 想定できない対応を迫られる
HSPさんにとっては、いずれの場面もストレスが大きいため「自分には無理かも」と感じてしまうのです。
向いていないと感じる理由について、さらに具体的に詳しく解説していきます。
関わる人が多いから
HSPさんは人の表情や態度から気持ちを敏感に感じ取るため、関わる人が多いほど負担に感じてしまいがち。
事務職は他部署の人とのやり取りが多く発生する仕事です。
- 経費申請に不備があるけど、再提出を依頼するのは嫌がられそうだな…
- 顧客からのクレームを営業に連携するのって、気が重いな…
- 昨日までの書類がまだ出されていない。あの人に催促するの嫌だな…
いつも相手の顔色をうかがってしまうHSPさんにとって、多くの人と関わる状況にどっと疲れてしまうのです。
毎日他人の気持ちを気にしてばかりだと、人間関係にストレスを感じてしまいますよね。
電話対応や来客が多いから
常に先回りして相手の期待に応えようとするHSPさんにとって、電話対応や来客はとっても苦手。
- 初対面で気持ちの予想ができない状況
- 想定外の質問にすぐ答えなければならない状況
このように臨機応変さが求められる状況だと、不安と緊張に包まれてしまうのです。
電話だと表情が見えないので、さらに感情を読み取りづらく苦手に感じてしまいますよね。
電話や窓口対応が多い仕事だと常に緊張状態なので、自分には不向きではないかと感じてしまうのです。
マルチタスクを求められるから
事務職はマルチタスクが求められるシーンが多く、HSPさんを悩ませる要因の一つです。
HSPさんは完璧主義で、深く考えて丁寧に仕事を進める傾向があります。
その代わり、複数のタスクを並行して進めることは不得意。
一つひとつのタスクに集中して向き合えないので、パフォーマンスが低下してしまうのです。
マルチタスクは、HSPさんにとって集中しづらい仕事の進め方なんです。
結果的に、「事務の仕事はこなせない」と自信をなくしてしまう人が多いです。
締め切りに追われるから
締め切りに追われる仕事も、HSPさんにとって大きなストレス。
じっくり考えて慎重に行動したいHSPさんにとって、スピード重視の環境は大の苦手です。
請求書の処理や給与計算のように、間違いも遅延も許されない作業は大きなプレッシャーとなってしまいます。
とくに締め日間際のピリピリした環境・空気に耐えられないなんてことも…。
必要以上に焦ってパニックになり、「私はダメだな…」と落ち込んでしまうのです。
分担が決まっていない業務があるから
事務職はどこの部署にも割り当てられない、大小さまざまなものが発生しがち。
人数が少ない中小企業だと、「前例のない仕事なんですが‥」みたいなことは日常茶飯事です。
例えば
- 社員旅行や全社イベントの企画・運営
- ホームページのリニューアル統括
- 商標・特許・IT導入補助金など、その会社にとって初めて行う公的申請
これはすべて、私がいままでの事務職でやったことのある業務です。
しかも、こうした業務は前例のないイレギュラー対応が多いので、「失敗しないようにしなきゃ…」と追い詰められてしまいます。
さらに、他人にお願いしたり、頼ったりするのが苦手なHSPさんは、自分で何とかしようと抱えてしまいます。
HSPさんは真面目で他人に気をつかうので、結果的に仕事を抱えてしまうのです。
HSPさんに向いている事務職の見極めポイント
ここまでは事務職の仕事内容に関して、HSPさんが苦手なことについて解説してきました。
心地よく働き続けるには、自分の性質に合う職場環境を選ぶことが重要です。
HSPでも働きやすい事務職の見極めポイント
- 会社の雰囲気が合っているか
- BtoBの会社か
- 残業時間が少ないか
- 職場の人数が多すぎないか
- 在宅勤務が可能か
あなたの今の職場、仕事内容はどうでしょう?
5つのポイントと照らし合わせてみてください。
会社の雰囲気が合っているか
会社の雰囲気は、HSPさんにとっては重要なポイント。
HSPさんが避けるべき会社の雰囲気
- 厳しい指導がある環境
- アットホームな職場
上司、お局、先輩などが、とにかく冷たくて厳しい場合、HSPさんには地獄です。
こういった人の言葉を真面目に受け止めてしまうため、仕事以外のストレスが大きくなってしまいます。
私はダメなんだ、と自己肯定感が下がってしまいます。
一方で、実はアットホームな職場も人間関係が濃くて疲れてしまう人が多いです。
飲み会やイベントなど仕事以外のコミュニケーションも盛んだと、HSPさんが心を休める暇がなくなってしまうんです。
静かで落ち着いて仕事ができる雰囲気の職場が、HSPさんにとって理想的な職場です。
BtoBの会社か
HSPさんは、人から与えられるストレスを少なくするために、BtoBの会社を選ぶのがおすすめです。
相手側も会社の看板を背負っている責任感から、対応が丁寧な人が多いのが理由です。
例えば、病院事務や窓口事務など、個人のお客さんを相手にすると
- なんで○○ができないのよ!
- いつまで私のことを待たせるのよ!
- まだ終わらないの!?
と厳しい言葉を浴びせられることがあります。
クレームや理不尽な要望に対応するのは、繊細なメンタルを持つHSPさんにはこたえますよね。
法人相手なら、事務職に向かって感情的になる人は少ないので、同じ窓口業務の仕事でもストレスが大きく軽減しますよ。
残業時間は少ないか
業務量でキャパオーバーにならないよう、残業時間ができる限り少ない職場を選びましょう。
仕事が多く忙しい職場だと、どうしてもスピードや効率重視となってしまいがち。
深く考えて丁寧に取り組むHSPさんの良さが活かしづらいのです。
また常日頃、周りの刺激を敏感に受け取ってエネルギーを消耗しやすいため、長時間働くと疲弊してしまいます。
残業が少ない仕事を選ぶことで、ゆっくり心を休める時間を確保しましょう。
職場の人数が多すぎないか
心地よく働ける環境を見つけるには、職場の人数にも注意が必要です。
とくに、職場の人数が多いと、人目を気にしてしまうHSPさんには落ち着かない環境となってしまいます。
- 皆の前で上司から注意されてしまった!出来ないヤツと皆に思われたかも…
- 電話のやり取りを周りに聞かれちゃう。間違ったこと言ったらどうしよう…
同フロアに、事務職が30人いる環境で働いたこともありますが、関わる人間が多すぎて、仕事を推し進めるのが大変でした…。
何気ない仕事でも、人目が気になって緊張してしまうことがありませんか?
職場の人数が多いほど気にする機会も増えてしまうので、適度な規模感の職場を選びましょう。
在宅勤務が可能か
静かで刺激が少ない環境を好むHSPさんにとって、在宅勤務はとても働きやすい環境です。
周囲の笑い声や咳など、環境音が気になってしまう人は多いのではないでしょうか。
事務職は1人作業が中心の業務もあるため、比較的リモートワークがしやすい仕事です。
働く環境を柔軟に選べる会社だと、自分の仕事に集中できてパフォーマンスの向上にもつながりますよ。
事務職で発揮できるHSPの4つの強み
事務職の仕事は思った以上にかかわる人数が多かったり、スピードとマルチな才能を求められたりとHSPさんにとっては中々辛い仕事です。
しかし、HSPさんの繊細で深い思考力は、事務職では大きな強みにもなるのです。
細かい対応や対人コミュニケーションが欠かせない事務職。
周りから、次のような褒め言葉をもらったことはありませんか?
- ミスが少ないから安心して任せられるよ
- 丁寧に対応してくれて助かった!
- あなた、とっても気が利くわね!
きっと自分に厳しいHSPさんは、そんなに大したことではないと思いがちですよね。
ですが一緒に働く人にとっては、心づよい才能の持ち主なんです。
HSPさんが事務職で活かせる強みについて、具体的に見ていきましょう!
注意深いのでミスが少ない
HSPさんは、高いリスク管理能力の持ち主。
周りの変化や違和感を察知できるため、他の人が見逃してしまうような小さな懸念点をいち早く発見できます。
そして慎重に考えて行動する結果、ミスのない丁寧な仕事ができるのです。
経理や契約など注意深さが求められる仕事では、HSPさんの慎重な仕事ぶりが高く評価されます。
丁寧で正確な仕事ができる
一つひとつの作業を丁寧かつ正確に仕上げるのは、HSPさんの得意分野。
集中して黙々と作業できるため、データ管理などの緻密な作業も苦になりません。
正確で丁寧な仕上がりが重視される場面では、完成度の高さを評価されるでしょう。
自分では当たり前だと思っていても、丁寧な仕事を継続的にできることは素晴らしい才能です。
気配りが得意
HSPさんは、人の気持ちに対して想像力が豊かです。
相手の要望を先回りして対応できるので、困っているひとのサポートが得意なんです。
- 今、何が求められているか?
- 誰か困っていないか?
いつも周りを観察して、すぐに状況を察知できる能力があります。
人との関わりが多い事務職だからこそ、気配りできるあなたは頼もしい存在として周りから信頼されるのです。
コツコツ細かい作業ができる
自分のペースで仕事ができる環境なら、HSPさんは細かい作業でも集中力を維持できます。
特に、事務の中でも「経理職」はルーティンワークが多め。
コツコツ継続する仕事は、人によっては単調で苦手と感じてしまうものです。
しかし突発的な変化を好まないHSPさんにとって、同じ作業を繰り返すのは安心感があって心地よく感じやすいのです。
逆に、イレギュラー対応が多い、総務職は向いてないですね。
HSPさんに向いている仕事の3つの特徴
HSPさんにも、事務職で活かせる強みはある。
とは言っても、「でもやっぱり辛いよ…向いてないよ…」と落ち込んでる方もいるでしょう。
じつは、HSPさんの強みを活かせる仕事は、ほかにもたくさんあります。
▽HSPさんが活躍できる仕事の特徴
- 人との関わりが少ない仕事
- クリエイティブな仕事
- 自分のペースで進められる仕事
「今の仕事がこなせないなら、他の仕事もダメなんじゃ…」
その不安な気持ち、とってもよく分かります。でも大丈夫。
HSPの特性を活かして、あなたの良さをさらに伸ばせる仕事を詳しく見ていきましょう!
人との関わりが少ない仕事
他人の感情に敏感なHSPさんは、人とのコミュニケーションは少ない方が心地よく感じられます。
例えば
- 研究職
- 清掃業務
- ビルの管理人
- 工場勤務
チームでの仕事などコミュニケーションが欠かせない環境は、気をつかって疲れてしまう人は多いです。
1人でコツコツと集中して取り組める仕事なら、心穏やかに過ごせますよ。
クリエイティブな仕事
感受性が豊かで深く考えるのが得意なHSPさん。
独自の感性が求められるクリエイティブな仕事と、実は相性が良いんです。
例えば…
- イラストレーター
- カメラマン
- コピーライター
1つの物事を深掘りする探究心が強いため、想像を膨らませて独自のアイデアを生み出すのが得意です。
そして内省しながら改善をくり返すクセが、クリエイティブ力を高めてくれます。
自分のペースで進められる仕事
自分のペースで落ち着いて取り組める仕事は、HSPさんにとてもおすすめ。
場所や時間を選ばない仕事なら、自分に合う環境でじっくり考えて進められます。
周りの人を気にしたり、比較したりする必要もありません。
例えば
- WEBライター
- WEBデザイナー
在宅勤務やフリーランスなど柔軟な働き方ができる仕事を選ぶと、HSPさんにとって快適で心地よい環境となります。
HSPでお悩みの方におすすめなのはWEBライター
HSPさんにおすすめの仕事は、フリーランスでも働ける「WEBライター」だと断言します。
じつは、HSPさんが仕事で余計なストレスをためない為には、以下の3つの要素が必要です。
- 自分のペースで
- ひとりでモクモクと
- 邪魔されない静かな環境
この3つの要素を満たす働き方はずばり「フリーランス」だけ。
とはいえ、フリーランスなんて高いスキルが無いと無理でしょ?とあきらめ気味のあなた…ちょっとこの先を読んでみてください。
たしかに、フリーランスはWEBデザインや動画編集など、高いスキルが求められる仕事は多いです。
でも、WEBライターはパソコンと日本語を打てさえすれば、始められる仕事。
Web上に掲載する記事やコンテンツを執筆する仕事です。仕事内容は幅広く、需要も豊富です。
▽例えば
- 企業が運営するメディアに掲載する記事
- YOUTUBE動画の台本
- 広告サイトやECサイトの文章 などなど
今、あなたが読んでるこの文章もWEBライターの仕事の一つですよ。
WEBライターを始めるのはそんなに難しくはありません。
くわしくは、WEBライターの始め方7ステップ!搾取されないための準備とスキルが大切をご覧ください。
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【まとめ】HSPさんは事務職でも活躍できる!働きやすい環境を選ぼう
本記事では、事務職が向いていないと悩むHSPさんが持つ強みと活躍しやすい環境について解説してきました。
本記事のまとめ
- HSPさんは、事務職でも活躍できる強みを持っている
- 心地よく働くには、自分に合う環境を選ぶことが大切
- 自分のペースで集中できる働き方が、HSPさんにはピッタリ
HSPさんは繊細で刺激を受けやすいため、仕事で悩みを抱える人は多いですよね。
ですがHSPの特性は他の人とは違う才能でもあり、適した環境で伸ばせば大きな強みにもなるのです。
自分に合う環境と働き方を理解して、心地よく続けられる仕事を見つけましょう。