- 飽き症のHSPが長く続けられる働き方
- 仕事に活かせる飽き症の強み
- 飽き症のHSPさんの働き方にはフリーランスがおすすめ
「飽き症が原因で仕事が続かない…」
「HSPの私に合っている仕事ってないのかな?」
このような悩みを持っているHSPさんは少なくないはず。
HSPの特性として、感受性が強く、刺激に敏感なため、仕事に飽きやすく傾向があります。
でも、飽き症は決して悪いことではなく、視点を変えれば自分に合った仕事や働き方を見つけるチャンスでもありますよ!
本記事では、HSPの方が飽き症を強みにして長く続けられる働き方や、フリーランスという働き方が適している理由について紹介します。
この記事を読むことで、飽き症を強みにできる仕事や働き方を見つけられますよ。
本サイトの管理人:カザミと言います。
- 非HSS型HSPで社会不適合者の33歳・独身
- ブラック・ホワイト企業、どちらも経験するが長く続かず
- サラリーマンという生き方が合わないと気づく
- 会社に属さないフリーのWEBライターでそこそこ幸せに生きてる人
HSPの方が仕事に飽きてしまう理由5選
そもそもなぜHSPの方は仕事に飽きてしまうのでしょう?
それは、HSPさんは好奇心旺盛なため、同じ仕事を繰り返すことに退屈さを感じやすいからです。
HSPの方が仕事に飽きてしまう理由
- 新しい刺激を求めて興味が移りやすいから
- 完璧を求めるため、理想と現実にギャップが生じるから
- ルールや環境に縛られたくないから
- 職場の人間関係をリセットしたくなるから
- 仕事の内容に価値を感じないから
理由を読んでみると、たしかに〜って思えるものがありますよ♪
新しい刺激を求めて興味が移りやすいから
HSPの方は好奇心旺盛なため、ルーティンワークに退屈さを感じます。
そのため、新しい刺激を求めるため、別のことに興味が移ってしまう傾向が…。
HSPさんが退屈さを感じるルーティンワーク
- 工場のライン作業
- 倉庫の梱包作業
- 事務職の伝票処理
このような業務は単調であり、刺激を求めるHSPさんには苦痛で仕方がないのです。
仕事に慣れるまでは刺激があって楽しいけど、すぐにマンネリ化してしまうんですよね…
完璧を求めるため、理想と現実にギャップが生じるから
HSPの方は仕事において完璧さを追求しがちです。
そのため、理想に達しないと強いストレスを感じてしまうことがあります。
HSPさんがストレスになる状況
- 仕事のクオリティに対して満足できないとき
- 他人の期待に応えられないと感じたとき
- プロジェクトの進行が計画通りにいかないとき
こうした理由から、理想と現実にギャップが生じ、HSPさんは仕事に対するストレスを抱えやすくなります。
理想通りに結果が出ないと、やる気がなくなってしまい、結果的に辞めたくなることってありますよね。
ルールや環境に縛られたくないから
HSPの方はルールや環境に縛られることを嫌う傾向があります。
これは、HSPさんが自分の価値観やペースを大切にしているため、自由度の少ない職場ではストレスを感じやすいからです。
HSPさんが嫌うルールや環境の例
- 会社のマニュアル通りに動かなければならない
- チームでの協調が重視される
- 常に時間に追われている
上記のような状況では、HSPさんは自分のペースで仕事ができず、不満やストレスを感じてしまいます。
私の場合、朝の始業時間までに行くのさえ苦痛です。
職場の人間関係をリセットしたくなるから
HSPの方は職場の人間関係に負担を感じると、新しい環境を求めることがあります。
なぜなら、HSPさんは他人の感情に敏感で、周囲との関係性に疲れやすいからです。
こんなとき、新しい環境を求めたくなりませんか?
- 上司がずけずけと嫌味を言ってくる
- 同僚が愚痴ばかり言い続けてくる
- 職場で陰口を叩かれているのを感じる
このように、毎日ストレスを抱えて会社に行くのは本当に辛いものです。
そのため、一度リセットして、新しい環境でより良い人間関係を築けることを期待してしまうこともあります。
人間関係のストレスが続くと、いっそすべてリセットしてやり直したい…って思いますよね。
仕事の内容に価値を感じないから
HSPの方は、自分の価値観や本音を押し殺して働き続けることが難しい傾向にあります。
これは、HSPさんが自分の行動が他者や社会に与える影響を強く感じるからです。
HSPさんが共感できない考え方
- 生活のためには、嫌でも働く
- 仕事は楽しくなくて当たり前
- 価値を感じてなくても会社のサービスを売らなければいけない
このように、HSPさんは仕事に意義を見出せないとモチベーションが下がってしまうのです。
やっぱり心からワクワクできるような仕事がしたいですよね♪
とくにHSS型HSPが飽き性で仕事が続きにくいワケ
じつは、HSPには4種類の型が存在するのをご存知ですか?
それぞれの特徴は以下の通りです。
非HSS型HSP | 繊細かつ内向的で刺激を求めない |
---|---|
HSS型HSP | 繊細かつ内向的で刺激を求める |
HSE | 繊細かつ外交的で刺激を求めない |
HSS型HSE | 繊細かつ外交的で刺激を求めない |
この4つのタイプのなかで、HSS型HSPの方が飽き症で仕事が続きにくいと言われています。
HSS型HSPさんが飽き症で仕事が続きにくい理由
- 他のHSPさんに比べて、外部に刺激を求める傾向にある
- 好奇心旺盛で、常に新しいことにチャレンジする傾向にある
- でも、とても繊細で実は内向的なので疲れてしまう
例えば、新しい仕事や他の人がやりたがらない業務を好んで引き受けがちです。
しかし、引き受けたのは良いのですが、頑張りすぎてキャパオーバーになったり、セルフブラック化したりします。
その結果、疲れ果ててしまい、仕事が続かないという悩みにつながります。
でも仕事が続かなくても、それは悪いことではないですよ。
変化が怖くてもチャレンジできるのは、HSS型HSPさんの大きな強みだからです。
HSS型HSPさんの働き方については、HSS型HSPさん必見!向かない仕事5選と仕事の悩みを乗り越える3つのコツで詳しく解説しています。
飽き症のHSPにも長く続けられる働き方
飽き症のHSPさんでも、長く続けられる仕事や環境、働き方にはどのようなものがあるのでしょうか?
HSPさんが長く続けられる働き方5選
- 変化がある仕事
- 柔軟な働き方ができる環境を用意する
- クリエイティブな仕事に挑戦してみる
- 複数の仕事を持ってみる
- 自分のスキル・得意を活かしてみる
飽きやすさも視点を変えれば、新しいことに挑戦できる柔軟さや適応力として活かせますよ。
HSPの特性を理解すれば、自分にあった働き方を見つけられるはず!
変化がある仕事
HSPの方にとって、変化がある仕事は魅力的です。
それは、単調な仕事が続くと退屈してしまうからです。
変化がある仕事の例
- イベントプランナーにように、常に新しいアイデアを求められる仕事
- コンサルタントのように、毎回異なったタスクに取り組める仕事
- WEBライターのように、クライアントによって異なる分野に携わる仕事
このように、仕事で常に刺激を得られるため、飽き症のHSPさんにはやりがいを感じやすく、長く続けられる環境を作れるのです。
変化のある仕事は、HSPさんの好奇心を刺激し、やる気を引き立ててくれます。
柔軟な働き方ができる環境を用意する
HSPの方には、自分のペースで働ける柔軟な環境が適しています。
なぜなら、勤務時間や場所を決められることがストレスになるからです。
柔軟な働き方の例
- リモートワーク
- フレックスタイム制
上記の例のように、働く時間や場所を自分で調整できると、HSPさんも自分のペースで仕事を進めやすくなりますよね。
会社員という立場から脱却して、フリーランスになるとさらに自由になりますよ。
ルールに縛られないから、もっとリラックスして仕事に取り組めますね♪
クリエイティブな仕事に挑戦してみる
HSPの方は、興味や関心を持った分野に没頭しやすい特徴があります。
そのため、クリエイティブな仕事に向いていると言えます。
クリエイティブ系の仕事の例
- Webライター
- プログラミング
- Webデザイナー
- 動画編集者
HSPさんは物事を深く考えられるため、上記のような創造力を活かせる仕事に挑戦してみるのも良いでしょう。
深い思考力を活かして、自分らしいアイデアを生み出せるので、やりがいを感じられますよ♪
複数の仕事を持ってみる
飽き症のHSPさんには複数の仕事を持つことをおすすめします。
なぜなら、異なる仕事に取り組むことで常に新しい刺激を得られるからです。
複数の仕事の例
- 本業とは別に、副業を始めてみる
- 正社員をしながら、週に1度だけバイトをしてみる
- フリーランスとしてwebライターやアフィリエイターなど複数分野にチャレンジ
このように、複数の仕事をかけ合わせることで、常に変化がある環境が生まれます。
その結果、飽き症のHSPさんでも長く続けられる可能性が高まりますよ。
副業だとブロガー、WEBライター、動画編集者、せどりなど色々とあります!できそうだなって思ったものから始めるのがおすすめですよ!
自分のスキル・得意を活かしてみる
HSPの方にとって、自分のスキルや得意なことを活かす仕事は、やりがいを感じやすく、長く続けやすい働き方です。
なぜなら、HSPさんは得意分野では深い思考力を発揮できるため、没頭しやすいからです。
自分のスキルを活かせる仕事の例
- 文章を書くのが得意なら「webライティング」
- 外国語に長けているなら「翻訳」
- 興味が合ったり、スキルが合ったりするなら「動画編集」
このように、自分のスキルを活かせる仕事は、HSPさんに適度な刺激を与え、モチベーションを高めてくれますよ。
自分が没頭できる仕事であれば、飽きることなく、楽しく続けられますね。
仕事に活かせるHSPの飽き性の3つの強み
「飽き性」という言葉を聞くと、一見ネガティブな印象を持ちますよね。
しかし、視点を変えれば、飽き症はむしろ仕事に活かせる強みになるのです。
新しいことに興味を持ちやすいHSPさんは、さまざまな分野で活躍できる柔軟性や適応力を発揮できます。
飽き性は使い方次第で、HSPさんの能力を最大限に引き出せますよ!
ここでは、HSPさんが飽き症を活かして仕事の強みにできる特性を3つ紹介します。
- 好奇心旺盛
- 適応力が高い
- 深い思考力
自分の強みを見つけて、飽き症を上手に仕事に活用しましょう♪
好奇心旺盛
HSPの方は好奇心旺盛のため、さまざまな新しい分野や業務に関して興味を持ちます。
そのため、新しい挑戦を恐れず、知識やスキルを積極的に広げられるのです。
例
- 新しいプロジェクトに挑戦する
- 異なる業務に取り組んでみる
- 新しい趣味を見つける
このように、次々と新しいことに挑戦できる姿勢は、HSPさんにとって強力な武器となります。
さまざまなことにチャレンジすることは、自己成長につながりますよね!
適応力が高い
じつは、HSPの方は繊細である一方、高い適応力を持っているのです。
そのため、常に変化する状況でも柔軟に対応できます。
例
- 新しい業務を覚える
- 担当エリアが変わる
- 部署が変更する
上記の例のように、HSPさんは新しい業務や環境に順応できます。
さらに、飽き症で興味が移りやすいHSPさんは、その時々で身に付ける知識やスキルも変わっていきますよね。
これにより、HSPさんは自然と多様な分野での対応力を高められているのです。
最初は慣れていないので疲れることもありますが、環境の変化にも対応できるのは大きな強みですよ!
深い思考力
HSPの方は、興味を持ったことに対して深く考え、分析する力を持っています。
例
- あらゆるリスクを想定できる
- チームの課題を分析し、改善策を見つけ出す
- プロジェクトの進行において、新しいアプローチを提案する
この特性により、多角的な視点から物事を捉え、新しいアイデアや解決策を発見できるのです。
深い思考力を活かすことで、HSPさんは物事を深く掘り下げ、創造的かつ論理的な解決策を見つけ出せます。
アイデア発見だけでなく、リスクを事前に軽減できるのも、HSPさんの強みになっていますね!
飽き症のHSPさんの働き方にはフリーランスがおすすめ
ここまで解説してきたように、HSPの方は好奇心旺盛で、変化を求める特性があります。
そのため、HSPの働き方にはフリーランスが適していると言えます。
フリーランスの特徴 | 飽き症のHSPへのメリット |
---|---|
時間や場所に縛られずに働ける | 自分のペースで仕事ができる 働く時間や場所を自由に選べる 仕事環境を選べるため、刺激を得られる |
1人で仕事を完結できる | 人間関係に悩む必要はない |
自分で仕事を選べる | 自分の知識やスキルにあった仕事を選べる やりがいを持てる |
上記の表から、フリーランスはHSPさんの飽き症を軽減し、特性を活かせる働き方です。
また、HSPさんは適応力が高いため、1人での業務も問題なくこなせられます。
フリーランスなら、HSPの特性を最大限に活かせられますよね!
▽フリーランスのメリット・デメリット▽
ただし、その一方で会社員に比べると、収入が不安定になるのが大きなデメリットです。
継続的に仕事をもらえるかは、あなたのやる気とスキル次第。
私もフリーランスですが、不安が全くない!という日は、中々ありません。
それでも、スキル向上のためにひたすら努力ができるHSPの高い集中力と深く没頭できる性質を活かせば、困ることはないでしょう。
会社員特有のストレスから解放されて、自分次第で、会社員のときより大きく稼げる、幸せな働き方なんです♪
飽き性なHSPならWebライターがぴったり
フリーランスなんてなれるわけないじゃん…高いスキルが無いと無理でしょ?
とあきらめ気味のあなた。
たしかに、フリーランスはWEBデザインや動画編集など、高いスキルが求められる仕事は多いです。
しかし、HSPの私の経験からして、Webライターならフリーランスになれる人が多いと断言します。
Web上に掲載する記事やコンテンツを執筆する仕事です。仕事内容は幅広く、需要も豊富です。
▽例えば
- 企業が運営するメディアに掲載する記事
- YOUTUBE動画の台本
- 広告サイトやECサイトの文章 などなど
あなたは普段から仕事はもちろん、TwitterやLINEで文章を打ってますよね?
じつは、WEBライターはパソコンで日本語を打てさえすれば、だれでも始められる仕事なのです。
今、あなたが読んでるこの文章もWEBライターの仕事の一つですよ。
このような文章をwordやドキュメント上に書き起こすだけ。
WEBライターを始めるのはそんなに難しくはありません。
くわしくは、WEBライターの始め方7ステップ!搾取されないための準備とスキルが大切をご覧ください。
【まとめ】飽き症のHSPさんでも自分に合った仕事を見つけられる
本記事では、飽き症のHSPの方が長く続けられる仕事や環境、働き方について解説してきました。
本記事のまとめ
- 飽き症は視点を変えれば仕事に活かせる
- HSPの飽き症の強みは、適応力の高さである
- 飽き症のHSPさんが長く続けられる働き方にはフリーランスが適している
飽き症が原因で仕事が続かず悩んでいるHSPさんも少なくないはず。
でも、HSPの特性を活かせることで、自分に合った仕事を見つけられますよ♪
もう飽き症で悩まなくても大丈夫ですよ♪