- 社会不適合者と言われて悩んでいる人
- 社会不適合者ってどんな人を言うのか知りたい人
- 社会不適合者だと薄々感じている人
自分なりに努力して生きてるのに、「〇〇君って社会不適合者だよね」と心無い言葉を浴びせられ、ものすごくショックを受けているあなた。
落ち込む気持ちはよ~く分かるけど、そんなに落ち込まないでください。
他人に向かって「社会不適合者だよね」なんて言う側の方が、人間として異常だからです。
でもね、自分が社会不適合者かどうかを理解しておくと、のちのち生きやすくなるんですよ。
社会不適合者が苦しまずに生きる道ってのはあります。
もし、あなた自身が「自分は社会不適合者なんじゃ?」と少しでも感じているなら、そっちの道に逃げるのだってありです。
本記事では、いわゆる「社不」と呼ばれてしまう人がどんな人なのか、そして、どうやったら楽に生きられるのかを紹介していきます。
本サイトの管理人:カザミといいます。
- 自他ともに認める社会不適合者の33歳・独身
- ブラック・ホワイト企業、どちらも経験するが長く続かず
- サラリーマンという生き方が合わないことに気づく
- 会社に属さないWEBライターという道でそこそこ自由に生きてる人
社会不適合者ってどんな人のことを言うの?
社会不適合者いわゆる「社不」と呼ばれる人は、ずばり「社会とうまくやっていけていない人」のことを言います。
とくに会社での立ち居振る舞いがうまくいかない人に、フォーカスを当てられると考えて良いです。
- 上司や同僚となんだかうまくいかない
- 仕事もうまくいかない
- ネガティブで劣等感を感じやすい
- でもプライドはある
- 人に非難されるのがものすごく怖い
こんな風に、コミュニティに属しても、なんだか自分だけなじめずに浮いている。
それでもって、他人と比べて自分に自信を持てず、プライドが高いから、これ以上傷つきたくなくて、他人とどんどん距離を置くタイプのことを言います。
まさに、私もこのタイプ。
どんな人が当てはまるのか、もっと具体的に次の項目もみていきましょう。
この5つに当てはまったら社会不適合者かも!
ここではより具体的に社会不適合者の特徴について解説しています。
私の経験談も踏まえて書いていくので、かなり具体的かと思います。
自分もそうなのかな?と思っているからはぜひ照らし合わせてみてください。
- 自己肯定感が低すぎる
- 他人の言葉にものすごく敏感
- 人との距離をとりがち
- 要領が悪い
- 自分をよく見せようとする
自己肯定感が低すぎる
社会不適合者の人は、なんでも否定的に捉えがちです。
- このプロジェクトは私じゃなくてあの人のが向いてる
- 私がやったら失敗するに決まってる
- 上司も自分に期待してるはずがない
- …てかなんで自分に振ったの?わざとでしょ?
このように、自分の能力や価値を過小評価し、「自分にはできない」「自分は役に立たない」と考えてしまいます。
たとえ成功したとしても「たまたま運がよかっただけ」「自分じゃなくて〇〇さんのおかげ」とマイナスに捉えます。
失敗がとにかく怖いので、新しいことに挑戦するのも嫌いですよね。
他人の言葉に影響を受けやすい
また、他人からの否定的な意見に過敏に反応するのも特徴の一つ。
- 〇〇した方が良いんじゃないですかね?
- ここの〇〇間違ってるよ。
- 〇〇さんも■■できるようにならなくちゃね!
このように、比較的優しい言葉で言われても、「もうダメだ…」「自分なんている価値ない」なんて思考回路になり、この世の終わりかのように落ち込みます。
そして、その言葉を言われた日の夜は、ベッドの上でグルグルとその言葉を反芻して、反省会です。
過去に言われた否定的な言葉はなぜか記憶から消えません。
10年経とうが「あぁ…」とダメージを食らいますね。
人との距離をとりがち
ここまで解説したように、社会不適合者の人は、ネガティブで他人の言葉に敏感で傷つきやすい特性があります。
そのため、人と関わるのを避けるようになるのです。
人と関わる頻度を減らせば、傷つく可能性をグッと抑えられるからですね。
飲み会もなるべく行かないし、ランチも一人で取る方が気楽。会社の行事なんて本当に苦手…。
人と距離を取りまくるので、上司や同僚と円滑なコミュニケーションが取れず、ますます孤立するようになってしまいます。
要領が悪い
社会不適合者の人は、あまり要領が良くない場合が多いです。
具体的には…
- 人に見られながらの作業はミスしがち
- 怒られる恐怖があるとスピード落ちる
- 細かいルールや決まりのある作業はパニックになる
- マルチタスクなんてもっての外
- 「報連相」の「相」がとにかく苦手
上記に当てはまる人も多いのではないでしょうか?
また、何かミスをしてもすぐに上司などに相談せず、自分でどうにかしようとギリギリまで引っ張るタイプも社会不適合者によくあるタイプ。
「怒られる前に自分でどうにかしなくちゃ!」って考えに至るんですよね。
もう間に合わないようなタイミングで上司に相談するか、上司に突っ込まれるまで見て見ぬふりしたことがあるなら、社不の仲間入りですね。
自分をよく見せようとする
一つ前で解説したように、社会不適合者の多くの人はお仕事を要領よくこなせません。
それでも自分は完璧です!と振る舞う人は社会不適合者の可能性「大」です。
人に避難されるのを極端に恐れてるからですね。
とくに初対面の人に対して、よく見せようとする傾向があります。
新しい会社、新しい部署に配属された最初の頃は完璧に見せるために自分なりの「台本」を用意しています。
- 完璧に作った笑顔
- なぜか初対面にはハキハキ喋る
- 浅い知識で知ってるふり
- なんとなく雰囲気でごまかす
でも結局、ちょっとずつボロが出てしまい「〇〇さんってあんま仕事できないんじゃ?」と思われるのです。
社会不適合者と言われた人が生きやすくなる3つの選択
社会不適合者な人が少しでも生きやすくなる選択は、次の3つを心がけることです。
- 社会に適合しようとしない
- 社会から少しでも距離を取ってみる
- ローコストで無理のない生活をする
もっと分かりやすくまとめると「会社を辞めて、フリーランスになって、無理のない生活をする」ということです。
この3つを守ってみると、ものすごくストレスが減りました。
社会に適合しようとしない
「無理に社会に合わせない生き方のが楽だよ」というのも、今の私なら言える言葉です。
社会不適合者かも…と落ち込んでる人の多くは、「今いる環境にあなたが適していないだけ」の可能性があるからです。
もっと言うと、あなたにとっては苦手なことなのに、その環境ではそれをやらざるを得ないから、無理して頑張って、他人と比較して落ち込んで、自分なんてもうだめだ…と思ってしまってるだけとも言えます。
負のスパイラルに陥ってる
- 苦手な仕事をやっている
- どうにか頑張って続けてみる
- でも苦手だから頑張っても、他の人の様にはできない
- 自分はダメな奴だと思い込む
- どんどんネガティブになって、他人と距離を置く
ということは、その環境から抜け出せば解決するのです。
つまり自分の苦手なことはやらないって決めるってことね。
社会不適合者に属する人は次のようなことが苦手な人が多いです。
- 同時に色々なタスクをさばくこと
- 細かいルールや決まりを押し付けられること
- 人と関わること
- 短い時間でスピードを争うこと
こういった作業のない世界に身を置くと、「あ、自分ちゃんとしてるかも」と気持ちが変わりますよ。
社会から少しでも距離を取ってみる
「社会」というのは、「会社に正社員・派遣・契約社員など何らかの形で属すること」を言っています。
フリーランスの世界に入って分かったのは、社会から少し離れた場所で生きるのは社不の人にとって非常に良い選択肢だということ。
なぜなら、フリーランスのほとんどは社会不適合者だからです。
フリーランスはこんなタイプが多いなという印象を受けました
- 人に合わせるの苦手
- 人に指示されるの死ぬほど嫌い
- 嫌な仕事はしたくない
- 追い詰められると逃げちゃう
- 朝起きるの苦手で、寝るの大好き!
なんなら、正社員してる人の方よっぽどまともだなと思うことは多々ありますよ。
フリーランスは、「納期」「成果物」の2つさえ守れば、働き方に口を出されることも、追い詰められることも、朝早起きする必要もありません(クライアントが働き方に口出しすると法律で罰されます)
逆を言えば、納期と成果物さえ守れば、働き方は自由。
社会不適合者の人にとって非常に生きやすい世界だと言えます。
ローコストで無理のない生活をする
社会不適合者の人がフリーランスの道を選ぶなら、一旦は自分の生活費を見直す必要があります。
フリーで高い収入を得るのは、会社に属して給与をもらうのよりハードだからです。
私のライター業で言えば、実力がなければ契約を切られたり、突然案件が終了して収入が減ったりします。
Twitter上に現れる、月収100万稼いでるフリーランスはごく一部の才能ある人だけですよ。
よほど実力がある、馬車馬のように働く気がある人以外は、生活コストを一旦は抑えないといけません。
- 食事は自炊する
- ブランド物は極力買わない
- 衝動買いは絶対にしない
ちなみに「節約は自分が元の世界に戻らないための時間稼ぎ」と考える良いです。
もうあの辛かった会社員生活には戻りたくない!という気持ちが働き、節約も楽しくなりますよ。
【まとめ】社会不適合者と言われたなら社会から離れるのを考えてみて
「社会不適合者だよね」と言われてしまった人に向けて、社会不適合者とは?どんな風に生きると楽なのか?を紹介しました。
本記事のまとめ
- 社会不適合者はずばり社会とうまくやっていない人のこと
- 自己肯定感が低かったり、他人の言葉に敏感だったりする
- プライドはあるので自分をよく見せようとするところも
- 社会不適合者の多くは、今いる環境が合ってないだけの可能性が高い
- 社会から離れて、無理なく生きるのが幸せの近道
社会不適合者と言われて悩んでいるなら、その環境から離れてみると途端に心が軽くなります。
毎日何かに追い詰められている、押しつぶされそうになっている、そんな人は違う世界を模索してみてはどうでしょうか?
嫌なことはしない。それが幸せへの近道。